XL883C(スポーツスター883カスタムカスタム) ハーレー2008年式(型式)スペック
| 全長(mm) |
2275 |
最大トルク |
67Nm/3,500rpm |
| 全幅(mm) |
825 |
減速比
1/2/3/4/5/速 |
2.65/1.89/1.41/
1.17/1.00 |
| 全高(mm) |
1165 |
フュエルタンク容量(L) |
17 |
| ホイールベース(mm) |
1520 |
燃費 ハイウェイ(km/L) |
24.4 |
| 最低地上高(mm) |
112 |
燃費 市街地(km/L) |
20.4 |
| 加重時シート高(mm) |
673 |
フロントタイヤ |
MH90-21 54H |
| レイク(°)/トレール(mm) |
30.1/119.4 |
リアタイヤ |
150/80-B16 71H |
| 車両重量(kg) |
280 |
フロントホイール |
キャスト |
| エンジン型式 |
Evolution |
リアホイール |
キャスト |
| 燃料供給方式 |
インジェクション |
フロントブレーキ |
シングル |
| 排気量(cc) |
883 |
リアブレーキ |
シングル |
| ボア×ストローク(mm) |
76.2×96.8 |
装備 |
— |
| 圧縮比 |
9:1 |
ダイナファミリーの魅力はと言えば、
ビッグツインの大排気量とスポーツスターの走行性能を
兼ね備えているところではないでしょうか。

ある雑誌の古い記事でサンダンス代表の柴崎さんも
「(ダイナは)それまでハーレーが持っていた短所であり、
また味でもあった振動を、害として取り除き、
トルクのみを抽出したモデルです。
つまり高速走行型なんですね」
と、その高い走行性について語っていました。
ギア比や重さなど、全体的なバランスが
ハーレーの中でも抜きんでているそうです。
また、振動を取り除くために、ダイナモデルは
ラバーマントという方式で、フレームに
ラバーを介してエンジンを積んでいます。
こうすることで、アイドリングや低速時には荒々しい振動を残しながらも、
高速時にはラバーで振動を収束させることができるのだそうです。
個人的にも、アイドリング時に車体を小刻みに揺さぶりながら
フレームの中でブルブルと震えているエンジンを見ると
「カッコいいな~」と思います。

ウィリーGデザインの77年式初代ローライダー
伝説のウィリーGの
デザインを継承するモデル
ダイナファミリーは、スーパーグライドや初代ローライダーなど、
ウィリーGことウィリアム・G・ダビッドソンがデザインした
モデルの直系であり、その魅力を引き継いでいることも
魅力ではないでしょうか。
リジッドフレーム風のソフテイルに対して、サスペンションを露出した
そのスタイルは、いかにもメカっぽく、カッコいいと思います!
ちなみに、少し前にテレビで『西部警察』が再放送されていたのですが、
その中で舘ひろしさんが乗っていたバイクがFXS(ローライダー)でした。
また、映画『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』でミッキー・ロークが
乗っているバイクもダイナのルーツにあたるFXR(スーパーグライド)。
ダイナは、昔からテレビや映画で活躍していた名車の遺伝子を
受け継いでいる由緒ある(?)ファミリーなんです!

西部警察でローライダーに乗る舘さん
ダイナなら、街乗りでも快適!
高速走行型のダイナファミリーなのですが、
小まめなミッションチェンジを必要とする
都心の街乗りでも十分に乗りやすいと思います。
バランスがよく、取り回しもそこそこしやすく、
何よりミッドコントロール(一部車種を除く)なのが
その要因なのではないでしょうか。
ビッグツインの魅力とスポーツ性を同時に楽しめ、
高速巡航だけでなく街乗りにもその性能を発揮するダイナ。
欲張りなハーレー乗りを目指すなら、ダイナなのではないでしょうか。
スポーツスターと聞くと、個人的にはお洒落な人が
ファッションアイテムとして、乗っているバイクというイメージがあります。

883
実際に街で見かけるスポーツスター乗りの人たちも、
いわゆるコテコテのハーレーファッションの人は少なく、
今風のストリートファッションに身を包んだお洒落なバイカーって感じ。
優しめの価格設定と扱いやすい軽量なボディ、
シンプルなデザインなどから、女性や若者に
支持されていることが原因なのかもしれません。
『I LOVE SPORTSTER』など、スポーツスター専門の雑誌もあり、
ハーレーというよりも、「スポーツスターに乗りたい!」という
熱狂的なファンも多いのだそう。
ボクも飲み会などでハーレーに乗っているというと、
「パパサン(スポーツスターXL883)ですか!?」と
若者や女性から訊かれたことが2、3度あり、
若者ないでのスポーツスターの知名度の高さを実感しました。
ただ残念ながら、ボクの愛車はパパサンではないのですが…。
ダートレースから生まれた街乗りバイク
スポーツスターの特徴は、なんと言っても乗りやすさ。
もともとダートトラックレース用に開発されたハーレー版
スポーツバイクなので、路面の悪いところでもスピードが出せ、
取り回しがしやすく、制動性、加速性に優れています。
実際、ボクも試乗したことがあるのですが、
すごく乗りやすかったです!
そんなスポーツスターは、渋滞や信号の多い
日本の道路事情にもぴったり!
街乗りバイクとしては、ハーレーファミリーの中でも、
最も適しているのではないでしょうか。
また、その取り回しの良さから、若者や女性以外にも人気があり、
「ビッグツインは重いから、スポーツスターに乗り換えた」という
シニア層のハーレー乗りの方も、周りに何人かいたりします。
ちなみに、「スポーツスター」の「スター」のスペルは、
「STAR(スター、星)」ではなく、「STER(~する人)」。
「スポーツするやつ(バイク)」のような意味になるかと思います。
気になる「883」と「1200」の違いについては、やはり高速走行時の性能は
パワーに勝る1200に軍配があがるようです。
とわいえ、全体のバランス感や、ハーレー鼓動がより感じられるという
理由で「883」を指示するファンも多いとのこと。
お洒落な街乗りバイクとして、スポーツスターはおすすめです!
一見リアサスペンションがない旧車のように見える
リジッドフレーム風フレーム(リアサスペンションがないように見える)が
特徴的なソフテイルファミリー。
旧車っぽいすっきりした形状は、チョッパーなどのカスタムに
適していることもあり、カスタムパーツなども
ハーレーの中で一番豊富です。

一見リアサスペンションがないが、実はフレーム下部にを搭載
もともとソフテイルは、古いハーレーのイメージを踏襲した
モデルで、エンジンをリジッドマウント(フレームに直接載せる)することで、
鼓動をダイレクトに感じながら、力強いトルク感を楽しむファミリー。
そのため、他のファミリーにはないバランサードシステムという
エンジンの嫌な振動を打ち消すシステムを唯一搭載しています。
そのことで、一部の人たちからは「振動がないので物足りない」という
声を聞いたりもしますが、専門家の方のコメントによると
「嫌な振動を取り除くもので、ドコドコする鼓動は消えていない」とのこと。
ハーレーの魅力を際立たせる工夫がされているということですね。
また、ソフテイルには大きく分けて、2種類のモデルがあります。
ひとつは「FX系」という種類で、主に21インチの
大型フロントホイールにワイドフォークの
チョッパーっぽいスタイルが特徴。
一方の「FL系」は、16インチの太いフロントタイヤや
深いフェンダーなどクラシカルなハーレーを連想させるモデルです。
FL系では、「ターミネーターII」でシュワルツネッガーが乗って、
人気がでたファットボーイ(FLSTF)などがあります。

乗る人を選ぶ!? FX系モデル
個人的にも、FX系ソフテイルはすごく好きモデルで、
実際購入時には、FXSTD(2007年で生産終了)を候補にあげていました。
ただ実際、試乗してみると175センチに満たないボクには、
足を前に投げ出すスタイルのフォワードコントロールは
ポジション的に正直しんどく、乗ってる姿も、
足が伸びきってカッコ悪いことに…。
さらにディーラーの方からも
「フォアコンは信号が多い都内の街乗りにはあまりお勧めしない」
とアドバイスを受け、結局、断念することにしました。
そんな訳で、FX系をカスタムなしにカッコよく乗るには、
180センチ以上の身長で主に信号が少ない場所で乗る人に
お勧めなのではないかと思っています。
ただ、ステップバックキットなどを使えば、
長身じゃなくても楽に乗られるようにカスタムすることは可能なようです。
最初にも書きましたがソフテイルのカスタムパーツ豊富さは、
ダイナ乗りからみても羨ましい限り。
特にヤフオクなどの利用を考えると、品数の差が顕著です。
カスタムを考えている方には、超お勧めモデルだと思います!